廣岡 衣奈

「今、感じているアートの可能性」


走ることに目覚めたというグラフィックデザイナーの廣岡衣奈さん。

地元を中心に観光や地域産業のためのパンフレットなどのデザインを手掛けている。手に取りやすくするために、優しいテイストでハードルを下げ、それでも要素を詰め込みすぎない洗練さを兼ね備えたデザインとレイアウトが評価を高めている。

画家の夫と共に取り組んでいるのが、障がい者のための絵画ワークショップ。重ねていくうちに見えてきたアートの可能性。アートが持つ本来の力に気づいた彼女は、新しいスタートラインに立っている。

ガラグラフ

1976年大分県生まれ。 市内の企業で1年間OLを経験したのち大阪へ。創造社デザイン専門学校卒。大阪市内のデザイン制作会社で約7年勤務。デザイン・コピーライティング・雑用なんでも担当。文章で表現することと編集の仕事にも挑戦してみたくて宣伝会議「編集・ライター養成講座」大阪教室(14期)修了。個性的な先生・仲間と出会い、どんな仕事をしたいかよりもどう生きたいのかを考え始める。2009年大分へ帰郷し独立。2011年結婚を機に国東市へ移住。画家の夫と共に自然豊かな環境のなかで仕事をしながら2020年より「あるくアート」開始。障がいのある人たち、長期入院している子たちのもとへ行き、絵画制作をする事業に取り組んでいる。

ガラグラフという屋号には、人柄や事柄など個性を模様としてとらえ表現するという志を込めました。ひとりよがりなデザインにならないよう、クライアントにとって愛着が持てるもの、暖簾として誇りに思えるものをめざし、伴走者のような気持ちで制作しています。